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香港記者 取材中に「反占拠派」から暴行

2014年10月27日

 

【新唐人2014年10月27日】25日夜、民主派の占拠に反対する親中共派団体を取材していた香港無線電視、TVBの記者が襲われ、負傷しました。民主派議員や香港のメディア組合などは26日、報道の自由を損なう暴力行為を強く非難し、梁振英行政長官と警察のトップに事件の徹底調査を求めました。

 

香港無線電視、TVBの記者とカメラマン3人が25日夜、親中共派グループ「ブルーリボン行動」を取材していたときに襲撃されました。別のメディアの記者も暴行を受けました。事件後、複数のメディアが親中共派団体の取材をやめると表明しました。民主派の議員や団体は声明を発表し、暴力行為を厳しく非難しました。

 

香港立法会 梁家傑議員

「最も厳しい譴責を受けるべきです。我々は報道の自由を大事にします。記者は我々の耳目なので、人が我々の耳と目に傷害を加えるのは許せません」

 

香港民主党 劉慧卿主席

「記者が報道しなければ、我々は何も知ることができず、大陸と同じように全て封鎖されます。大陸では記者が暴力を振るわれ、さらには刑務所に入れられています。『一国一制度』になりたいですか?だから彼らを厳しく譴責します」

 

香港記者協会、香港撮影記者協会など6つの団体も声明を発表し、警察当局に事件の徹底調査を求めています。また、梁振英長官と警察のトップには書面をお送り、犯人への厳しい処罰を求めています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/10/27/a1149124.html (中国語)  

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

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